高砂天祖神社
Takasago Tenso-Jinjya
東京都葛飾区高砂2-13-13
当神社は、鎌倉時代に当時の領主、葛西清重氏の勧請により 伊勢神宮 鹿島神宮 香取神宮から分霊を受け創建し、古くは「三社明神」と称したと伝えられます。社蔵の棟札には寛永十年(1633)九月遷宮下総国葛飾郡葛飾荘 曲金郷(現、高砂)新宿村 細田村 曼荼羅村(現、鎌倉)惣氏子百姓中云々とあり、附近の郷の総鎮守として崇められていた事が記されています。
現在の社殿は二十年に一度建て替えられる伊勢神宮の式年遷宮の材を頂き昭和三十六年(1961)に再建され、その後も氏子の皆様からのご賛同を頂き、平成二十八年(2016)に「御社殿造営五十五年」「社務所新築二十五年」の記念として社殿及び渡殿の屋根銅板総葺替及び壁面の洗いが施され御造営当時を思わせる荘厳な姿に甦り現在に至ります。