お知らせ

5月5日(祝日)は、体験しながら楽しくお勉強!

5月5日はこどもの日ですが、お母さんに感謝する日だって知っていましたか? 端午の節句ってどんな事をやる日? 知ってる様でハッキリ分からないを体験しながらみんなで勉強していきましょう! 

★5/5 当日の予定:

午前  9:45 受付

午前10:00 オリエンテーション

午前10:15 神社参拝体験

午前10:35 兜で記念写真

午前11:00 スタンプラリー

午前11:20 鯉のぼり飛ばし

午前11:45 解散

★事前申込:4/27(日)又は定員30名程度で申込を締切ります(準備の為、定員になり次第申込を締切りさせて頂きます)事前申込は、町内掲示板のQRコードからお申込みください。早めに事前申し込みを!        

12/30(月)~1/3(金)年越の祓(大祓)茅の輪設置

コロナ禍から氏子の皆さんの健康を祈念して、毎年6月と年末に茅の輪の設置をしています。半年の間に知らずしらずのうちに身についてしまった穢れをお祓いください。

茅の輪くぐりは日本神話に由来します。スサノオノミコト(境内の八雲神社のご祭神)が旅の途中で宿を求めた、備後国の蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源です。

スサノオノミコトが遥か遠くの南の海に妻問いにでかけた時のこと、陽はすでにとっぷりと暮れ、旅に疲れ果てたスサノオノミコトは蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)という名の兄弟に宿を乞いました。

裕福で立派な家に住む弟の巨旦将来は、顔もやつれ衣服も汚れたその姿を見て、怪しみ惜しんで宿を貸しませんでしたが、家も小さく貧しい生活をしていた兄の蘇民将来は、粟柄を座とし、粟の飯で精一杯のもてなしをしました。

数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ御礼を言い「もしも疫病が流行したら、茅(かや)で作った小さな輪を腰につけていなさい。そうすれば難を逃れ、子孫は永く栄えるでしょう」と伝えて帰りました。

その後、突然二人の住む村に疫病が流行り、スサノオノミコトの教えを守り茅の輪をつけていた兄の蘇民将来の家族は助かり、弟の巨旦将来の家は途絶えてしまいました。

無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のように茅の輪をくぐり抜けるものになったと言われています。

茅の輪くぐりで使われる茅(かや)は、しめ縄としても用いられ、古来から「身についてしまった厄を払うもの」として使われてきました。茅の輪には茅以外にも、同じイネ科の植物が用いられ、葛飾区登録無形民俗文化財にされている「茅の輪くぐりの神事」では、マコモが使われています。マコモは、日本古来の植物で昔から水辺にたくさん自生しており、水と空気をきれいに浄化する働きがあることでも知られ、近年、霞ケ浦や琵琶湖などの水辺では、マコモを使用した水質浄化事業も行われているそうです。

1/1(水)~1/3(金)古神札お焚き上げ・巳年の紙絵馬配布 午前9時~午後3時

12/26より古神札を受付ます。お焚き上げ料は定めていません。神前で今年のお礼を込めてお詣り下さい。お焚き上げは、神社で授与したモノやしめ縄に限ります。

お焚き上げは、1/1は午後零時から午前1時まで。三が日は午前9時~午後3時までの予定で、昼間に巳年の紙絵馬を配布します。願い事は書いた方が叶い易いと言います。新しい年の初めに目標や抱負を紙絵馬に書いて、神前でお詣りをして絵馬台に奉納下さい。

2/1(土)節分祭 10時~11時(雨天中止)・豆撒き奉仕者募集

高砂南北町会と協力して今年も節分祭を行います。新しい年の始まりに、神楽殿から福豆を撒き、邪気を払い福を招きます。正味一時間ですが、クイズ大会、紙芝居、鳴弦の儀、豆撒きと今年も盛りだくさんです。今回の鳴弦の儀(弓の音で鬼を追い払う儀式)は、高砂を代表して女性4名が行う予定です。高砂に悪い鬼が入って来ない様に皆さんで大きな声で応援をお願いします。

〇子供の参加(対象は高砂の小学生):参加費無料 ※準備のため事前申し込み制です。1/25迄に下記からご登録下さい。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCV0aj4PTrUo0A-OMKgMlmmbp7OvGf76DeMOEfot53uyZTnA/viewform

〇神楽殿から福豆を撒く豆撒き奉仕者:参加費5千円

神前での正式参拝、豆撒き、直会(懇親会)、神供(お土産)もあり、良い記念になると思います。高砂の文化支援の為 にも是非ふるってご参加ください。※1/25までに参加費を社務所にお持ちください。

9/27(金)高砂南町会/神明講参拝、10/19(土)高砂北町会/えびす講参拝

神社の正式参拝にご興味がある方、例大祭前後の9/27と10/19に講の参拝行事がありますので、正式参拝を体験しませんか?旅行などで色々な神社をお詣りされるケースも多いかと思いますが、手水の取り方や、神前に捧げる玉串のやり方など、知っておいて損はないと思います。参拝後の直会で食事をご用意しますので、ご検討の方は事前にご予約下さい。正式参拝、記念品、直会でのお食事の全て込みのお試しで、初穂料3千円です。

◎ 9/27(金)神明講参拝13:00~

◎ 10/19(土)エビス講参拝14:00~ ※それぞれ社殿での参拝から直会終了まで、1時間~1時間半位です)

※事前予約 天祖神社社務所 03-3657-1330


七五三詣り ご予約受付中

今年七五三の年を迎えるお子さん、おめでとうございます!是非、地元高砂天祖神社でお子様の健やかな成長を祈願しましょう。七五三とは、七歳からが一人前の人間として認められるという考えがあり、それまでは定期的に神社に参拝して神さまに子供の成長を報告し、この先の無事もお祈りするという儀式です。写真館での記念写真も良いですが、社殿での参拝後に社殿内で撮影も厳かな雰囲気で良いと思います。写真だけでなく、七五三本来の意味を理解してお参り頂くと嬉しいです。


11/16(土)祖神送り灯 18:30~20:00 ※雨天中止

お盆休みの最初の日、8/10に参道と境内にキャンドルを沢山並べて「祖神迎え灯」を神社で初めておこないました。参加された方にはそれぞれ思い思いにろうそくに火を灯して頂き、小さな境内ですが、思いのほか幻想的な雰囲気になりました。社務所では千羽鶴作りのご協力をお願いし、ご協力頂いたお子さん達には手持ち花火をプレゼントして大変喜ばれました。

少し寒くなりますが、11/16(土)(神吉日で参拝に良い日)に「祖神送り灯」を行いたいと思います。ろうそくの灯に託す思いはそれぞれですが、忙しい師走を迎える少し前のほんの一時、皆さんと一緒に心休まる空間を作れれば嬉しく思います。

11/16(土)祖神送り灯<追加情報>? Jinjya de Jazz ? 18:30~20:00 ※雨天中止

境内にキャンドルを沢山並べる「祖神送り灯」ですが、ジャズバンドが生演奏を奉納いただける事になりました。ゆったりしたジャズのスタンダード曲で、お洒落でよりいっそう落ち着いた雰囲気になりそうです。

グループ名は < Next Cruise >

船橋にあるGood Timeというミュージックスクール出身の仲間が中心となり結成したバンドで、ジャズのスタンダード曲を中心にライブハウスや各種の音楽イベントにて演奏活動をされています。

神輿の担ぎ手募集の件

町内掲示板などで神輿の担ぎ手を募集しています。事前登録をされた方には特典がありますので、担ぎ手募集のQRコードから事前登録をお願いします。登録者には9/29(日)午前10時より神社社務所で担ぎ手希望者向け説明会を開催し、その場で特典をお渡しいたします。

※神輿巡行当日参加の方には、特典をお渡し出来ませんのでご了承ください。


令和6年10月6日(日)神輿巡行の件

※時間は予定です。当日の状況により大きくズレる可能性が有ります。ご了承ください。

8:00 神社境内で神輿宮出しの神事を行います

8:30 山車、小神輿、大神輿の順で宮出し。(猿田彦、巫女、五色旗の先導で華やかな宮出しになる予定)午前中は北町会を巡行します。

12:00 イトーヨーカドー前で北町会から南町会に引渡し

13:00 午後は南町会を巡行します。南町は①大神輿巡行ルートと②山車・小神輿巡行ルートの2系統に分かれます。

15:35 山車・小神輿宮入り。

15:40 小神輿宮入後、神社境内で中神輿担ぎの体験会を行います。

18:55 大神輿宮入り。(白井燃料(下図❿)から、猿田彦、巫女、五色旗の先導で華やかな宮入りになる予定)

6/15 夏越の祓い・茅の輪

コロナ禍から氏子の皆さんの健康を祈念して、毎年6月と年末に茅の輪の設置をしています。半年の間に知らずしらずのうちに身についてしまった穢れをお祓いください。

茅の輪くぐりは日本神話に由来します。スサノオノミコト(境内の八雲神社のご祭神)が旅の途中で宿を求めた、備後国の蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源です。

スサノオノミコトが遥か遠くの南の海に妻問いにでかけた時のこと、陽はすでにとっぷりと暮れ、旅に疲れ果てたスサノオノミコトは蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)という名の兄弟に宿を乞いました。

裕福で立派な家に住む弟の巨旦将来は、顔もやつれ衣服も汚れたその姿を見て、怪しみ惜しんで宿を貸しませんでしたが、家も小さく貧しい生活をしていた兄の蘇民将来は、粟柄を座とし、粟の飯で精一杯のもてなしをしました。

数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ御礼を言い「もしも疫病が流行したら、茅(かや)で作った小さな輪を腰につけていなさい。そうすれば難を逃れ、子孫は永く栄えるでしょう」と伝えて帰りました。

その後、突然二人の住む村に疫病が流行り、スサノオノミコトの教えを守り茅の輪をつけていた兄の蘇民将来の家族は助かり、弟の巨旦将来の家は途絶えてしまいました。

無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のように茅の輪をくぐり抜けるものになったと言われています。


茅の輪くぐりで使われる茅(かや)は、しめ縄としても用いられ、古来から「身についてしまった厄を払うもの」として使われてきました。茅の輪には茅以外にも、同じイネ科の植物が用いられ、葛飾区登録無形民俗文化財にされている「茅の輪くぐりの神事」では、マコモが使われています。マコモは、日本古来の植物で昔から水辺にたくさん自生しており、水と空気をきれいに浄化する働きがあることでも知られ、近年、霞ケ浦や琵琶湖などの水辺では、マコモを使用した水質浄化事業も行われているそうです。


7/1~15日 七夕・てるてる飾り

願い事は書き出した方が叶いやすい。五色の短冊に願いごとを!

七夕とは、織姫と彦星が天の川を渡って一年に一度だけ会える七月七日の夜のこと。一年に一度なら、晴れた星空の下で会わせたいですよね。当神社の主祭神は天照大神(太陽を司る神様)。コロナ明けの昨年から氏子の皆さんに梅雨の時期を少しでも楽しく過ごして頂ける様にてるてる(照る照る)飾りを始めました。よく絵馬に何を書いたらいいですか?と聞かれる事があります。そんな時には、自分の願い事でも良いのですが、ご家族や友達など、他の人の願い事を書くことをお勧めしています。気持ちのプレゼント?おもいやりの心?日本人の心の美点の一つ、大切にしたいですよね。笹と短冊は神社で用意します。七夕の晴れと一緒に、誰か大切な人の為に、願い事をしてみてはいかがでしょうか?七夕の晴れの確率は3割程度(T_T)。いえいえ、気持ちが大切です!


8/15~31日 手ぬぐい合せ

風にはためく手ぬぐいで、しばしの涼を。江戸の粋を現代に!

手拭には、手を拭う=清めるという語源があり、当初、神仏に対して物や体を清める儀礼装身具として使われました。江戸時代に入ると、庶民にも手拭が普及し始め、浮世絵でも“かぶりもの”としていたのが見て取れます。これは神事に使う“冠”に由来します。そのうち江戸の粋人に、色やデザインが豊富になった手拭の柄を楽しもうという風潮が広がり、天明4年、浮世絵師の山東京伝が手拭の図案集『志やれ染手拭合』を発刊。上野不忍池の畔で「手拭合」という品評会が開かれた事が、石碑に残されています。現代の夏は猛暑。頭に帽子、手にハンカチ。手拭いは江戸時代の粋人に習って、風神様が通るのを期待して「手ぬぐい合せ」ではいかがでしょう?


8/10(土)18:30~20:00 祖神迎え灯 ※雨天中止

ろうそくに灯をともして神様をお迎えしましょう!

お盆は、日本に古くから伝わる風習。玄関に盆提灯を飾ってご先祖様をお迎えする家も少なくなっている様です。神社の境内にも招魂社があり、祖神さまをお祀りしています。お盆休みの最初の日、天気が良ければ夕方から参道と境内に小さいキャンドルをたくさん並べます。夕涼みの散歩ついでにキャンドルに灯をともすお手伝いをお願いできませんか?それから祖神さまにお供えする千羽鶴を作るご協力もお願いできれば助かります。ほんの少しの間でもご先祖様の事を考えたり、作業をお手伝いをしていただけたら、きっと神様も喜ぶと思います。ご協力、よろしくお願いします。

雨天や強風などの悪天候の場合は中止です。

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■ 神社はご縁を大切にするところ

当神社は鎌倉時代の勧請で、今から約七百年前に創建されました。現代の初産平均年齢はおおよそ三十歳とのことですが、江戸時代以前は平均十五歳から十七歳位だったようです。神社が創建されてから現代の私たちが生命のバトンをどれだけ受け継いでこの世に生を受けているのか、仮に一世代を二十年として考えた場合、七百年という間に三十五世代がバトンを繋いできたことになります。三十五世代前のご先祖さまの頃に神社が創建され、この町に住まわれた歴代のご先祖様が、家族の穏やかな暮らしと幸せを願い祈りを捧げ、同じ町に暮らす人々と共にお祭りをおこない、代々大切に守られてきた神社ということになります。古くから高砂に住んでいらっしゃる方であれば神社のどこかにご先祖様のお名前が残されているかもしれません。なぜなら神社の運営というのは、基本的には町の皆さんからの奉納で成り立っているものであり、境内を見回すと、ご先祖様たちが神社を大切に思われてきた印として玉垣や燈籠、狛犬や手水舎、お賽銭箱に至るまで、奉納者としてお名前が刻まれています。また名前が残されていない方であっても、小さい時におじいちゃんおばあちゃんやご家族みんなでお宮参りや七五三で神社におとずれ、社殿の前で記念写真を撮ったなどの楽しい想い出が記憶として残っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本人は昔から死者の御霊はこの国土に永遠に留まり、子孫を見守ってくれると信じてきました。当神社の境内には、祖先をお祀りする招魂社があります。七百年という長い歳月の間には、大変な天災や戦争など、色々なことがありました。その都度、町に暮らす人々が集まり神社で祈りを捧げ、災害を乗り越えてきました。現在この高砂の町に暮らす私たちは、神社に祀られいる神々と共にご先祖さまたちにも守られて生活できています。神前で奏上する多くの祝詞には「子孫の八十続に至るまで」という言葉があります。これは「一つの命は、孤立した存在ではなく、親から子へ、子から孫へと無限に繋がり広がっていく」という意味です。このようにして祈りが繋がれ町の歴史がつくられてきました。神社とはご縁を大切にするところです。ご先祖さまたちが高砂の町に住まわれたご縁で、子孫である私たちが高砂の町に住まわせていただいている。または高砂の町にお住まいの方とご結婚された方、お仕事の関係などで新たに高砂の町に住むことになられた方の確率は、日本の、東京の、葛飾区のと、狭めていった場合、高砂という小さな町にたどり着く確立はどのくらいのご縁になるのでしょうか。高砂天祖神社が、ご縁があってこの高砂の町に暮らす人々のご多幸と町の発展とともにあり、これからも高砂の町の総鎮守として、ご先祖さまたちがされてきた祈りと共に、次の世代に引き継がれていくことを切に望みます。

今年の例大祭は、コロナ禍も三年目となり、神社総代・両町会長と何度も打合せを重ねて参りました。祭りの意義として①神様に感謝する事、②華やかに執り行う事、③祭りを通じて地域の人々を繋ぐ事というのがあります。①②は勿論、現代では③が大きな役割だと感じます。禍中の町内の状況をみると、各種行事やサークル活動が軒並み中止になり、引継ぎ事項も上手く伝わっていない状況が見受けられました。

天祖神社の祭神は太陽の神様ですが、古事記の『天岩戸隠れ』の物語では、この太陽の神様が洞窟に隠れてしまい、作物が育たない、疫病が流行るといった状況を、現在の巫女のモデルとなるアメノウズメ(境内の道祖神の祭神)が神楽鈴を持ち、舞を披露し、太陽の神様を洞窟から出したと伝えています。コロナ禍がこの物語に似ている事に気づき、今回の神楽鈴を持った巫女を先頭に、五色旗で華やかに、福鈴の音を振り撒きながらの巡行という計画につながっています。

鈴の音には『悪いものを遠ざける力』と『福を呼ぶ力』があるそうです。この福鈴の巡行行列は、神社総代・両町会長には短期間で人手を選出して貰ったり、町会の皆さんにも半纏の工面など、先に書きました三つの祭りの意義を踏まえて町の皆さんのご協力を頂きながら進めています。


◆関東初!? 笑う門には福来たる「大お多福面の福くぐり」とは?

お多福門は、昭和36年(今から60年前)に九州博多の櫛田神社で「大お多福面の福くぐり」として始まったとされています。ここ10年位の間に、同じ福岡県の他の神社でも節分の厄除祈願として、お多福門を飾るところが増えているようです。

出口が見えないコロナ禍、本来であれば私たちを見守られている神さまに、お神輿から町の様子をご覧頂き、ご神徳を振り撒いて頂きたいところですが、今はそれも叶いません。

当神社では、このコロナ禍の見通しが効かない状況が「天の岩戸の神話」になぞられ、この物語に登場する太陽の神(天照大神)が天祖神社の主祭神であること、またこの物語のもう一柱の主人公である天宇受売命(お多福さん)が神楽殿横の道祖神の神さまであることから、町内の皆さんの平穏無事と災禍の早期終息を願って「お多福門」を計画致しました。

「笑う門には福来たる」、この笑うという行為は、その笑顔が福を呼び込むのは勿論、笑い声は魔除けとしても作用するそうです。福々しい笑顔は、本人だけでなく、それを見ている周りの人までも笑顔にします。

こんな時こそ笑顔で、開運招福・悪疫退散を祈念してお詣り頂ければ幸いです。

◆天の岩戸の神話

神代の昔、太陽の神 天照大神が天岩戸と呼ばれる洞窟にお隠れになり、世の中が真っ暗闇になってしまいました。作物が育たない、疫病が流行るなど大変なことが次々と起こり、困り果てた八百万の神が集り相談をします。そこで登場したのが歌や踊りが上手い天宇受売命(お多福さん)です。伏せた桶の上に飛び乗り、面白おかしく歌い踊ったところ、これを見た八百万の神は大声で笑い歓声を上げました。外の笑い声が気になった天照大神が岩戸を少し開いたところ、力持ちの神が岩戸を開け放ち、世の中が再び明るく平和に戻ったと言われています。